『先輩と彼女』映画のキャストと原作について感想

『先輩と彼女』が映画化してた

10月17日から『先輩と彼女』の映画が公開されてました。『先輩と彼女』が映画化されることは噂に聞いてたけど、大っぴらな宣伝はなく、ぬるっと始まっていましたね…!

もうね、漫画の原作については留まることを知らず。なんでもかんでも良い作品は映画化、実写化。「文句言うなら見なきゃいい」ってもはやそんな次元じゃなくなってきた。大好きな思い入れのあるキャラクターを、誰かがそのキャラクターに命を吹き込むなんて考えられる?っていうのが実写化反対派の意見だと思うんですけど…今回も然り。

キャストがどうとか言う以前に、『先輩と彼女』は高校生の時にフレンドで連載していて自分と重ねて読んでいたので、複雑。

※けっこう感情的な感じなのでこの先めんどくさい文章が続きます
原作未読な方はよくわかんないかもしれないです

映画版のキャストは?

主人公のリカは芳根京子、みの先輩は志尊淳。

000

すごい原作好きなんで、本当に原作好きなんで、率直に言いたいんですけど、ごめん、これリカでもみの先輩でもない~!!

キャストのお二人のことを悪く言うつもりは全くなく、お二人ともフレッシュで、顔が整っていてこれからがとっても楽しみなお二人ではあるんです。お二人自身には全く何の問題も欠点もないけど、ダメなの。『先輩と彼女』のあの切なくて繊細な雰囲気もあの世界観にもどこもマッチしてないの。芳根京子ちゃんも志尊淳くんも、元気すぎない?しかも、みの先輩はこんなプレイボーイみたいな壁ドンならぬ窓枠ドンみたいなことしないよ??

そして、これはどうしてもしょうがないことなんですけど『先輩と彼女』が連載してたのは2004年~2005年。今からもう10年も前。原作者の南波あつこって今でも『青夏』を連載しているし、『スプラウト』『隣のあたし』と今の10代にもすご~く人気があるけど、『先輩と彼女』は連載していた当時高校生だった私たちのバイブルだったみたいな感覚がある。当時高校生だったけど、読み返して今も切なくなるし、今も大好き。あの頃を思い出す。リカとみの先輩はあれから10年、今はどうしてるのかな…みたいな、一緒に高校生やってた同級生的な感覚があります。南波あつこが今連載している『青夏』の理緒や吟蔵に関しては今のリアルな高校生をみている感覚。

世代が違うっていう感覚なんですけど、これ理解できる人いますか?

要するに、リカやみの先輩は10年前に高校生だった私たちと同世代なはずなのに、どうして今、連載当時にまだ小さな小さな子供で青春にも足をつっこんでいなかった子たちが演じるの…?っていう感情。リカやみの先輩が切ない恋をしていた当時、リアルに一緒にため息をついていた私たちはもうこんなに大人になったのに、世代の違う子がなぜ?っていう感覚です。

皆が納得する配役って難しいと思うんですが、10年前の青春そのものの少女マンガを実写化するってこういうことなんだ…って、軽い放心状態です。

別物としてみればキュンとするかもしれない。芳根京子ちゃんも志尊淳くんも、本人そのものはとっても可愛らしいので、別物としてみれば。

『先輩と彼女』原作について

000

線が細くてね、繊細なの。切ないの。2巻までしかないけど、最初から最後までずっとずっと切ないの!!南波あつこの快進撃はここからはじまったの!!っていう作品です。

なんせ10年も前の作品なので南波あつこは好きだけどまだ読んだことないや~って人はすぐに読んでください。ほんと、順位なんてつけられないですけど一番傑作です。

片思い+片思いの話なんで、ただただ切ない。でも切なくない。切ない。それが良いです。

スポンサーリンク
レクタングル大
レクタングル大
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
スポンサーリンク
レクタングル大